フェイスボウ+半調節性咬合器
フェイスボウ+半調節性咬合器
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
フェイスボウ+半調節性咬合器の話です。
フェイスボウ:顎関節と上顎歯列の三次元的な位置関係を記録する装置。
半調節性咬合器:患者さんが食事をするときの左右の顎関節の動きをおおよそ再現する装置。
フェイスボウによって、顎関節と上顎歯列の三次元的な位置関係を半調節性咬合器に写し取ることを、フェイスボウトランスファーと言います。
虫歯はなるべく進行抑制+経過観察にしているのですが、どーしても削らなければいけないこともあります。
そーゆう、詰め物、かぶせものを作る時に、フェイスボウトランスファーを行い、半調節性咬合器に模型をマウント(くっつけること)して作成することで、生体により馴染むものが作れます。
結構めどい作業ですが、当面詰め物、かぶせものを作る時はこれらのものを使ってみようと思います。