予防歯科 よくある質問(その2)
予防歯科 よくある質問(その2)
予防歯科 よくある質問(その2)
Q:他の歯医者さんで、あちこちの歯を削られたり、神経を取られたり、歯を抜かれたりしました。ヒドイ目にあいました。
予防歯科なら削らない、抜かない事が可能なのでしょうか?
A:同業者の仁義として、(基本的には)他の歯医者さんの事をアレコレは言えません…
あくまでも「私はこーゆうふうにやってます」というお話になります。
なるべく削らない、抜かない方針でやっていますが、削らない、抜かない事が絶対の正義ではありません。
状況によっては、削らなければ、抜かなければ患者さんが苦しむことになる、不利益になる場合は、削ったり抜いたりすることをオススメする場合もあります。
また、ごく大雑把に言うと、削る、抜く事の方が「手っ取り早く問題を解決する」という点では優れている場合があります。
なるべく削らず、また神経を取らず、歯を抜かずという方針でやると、お口の中の状態を改善したり、生活習慣やセルフケアの改善をして貰ったりします。治療自体も回数がかかったり、痛みが一時的に出ることもあります。
私は多少の手間や回り道をしてでも、なるべく削らず、神経を取らず、歯を抜かない方が良いと信じてそのように行っていますが、患者さんの置かれた状況や価値観によっては、抜いたり、神経を取ったり、歯を抜いたりすることもあります。
患者さんのお口の中を拝見して、諸々の検査を行い、患者さん自身がどうしたいかを聞いた上で、ベストと思われる治療または進行抑制方法を提案します。