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なるべく神経を残す為に(18歳男性 2015-0411)
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なるべく神経を残す為に(18歳男性 2015-0411)

JR南武線平間駅塗布1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

祥吾顔写真

なるべく神経を残す為に(18歳男性 2015-0411)の話です。

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奥歯に小さな、しかし深い虫歯がありました。

なるべく神経を残すため、ラバーダム(歯の神経や、削ったところにバイキンが入らないようにするゴムシート)をかけて、手作業でチマチマ虫歯を取っていきます。

これ以上虫歯を取ると神経まで穴が開く、というギリギリまで虫歯を取り、次亜塩素酸とオキシドールで洗浄、ダイカル(水酸化カルシウム製剤。神経が壁を作るのを助ける…らしい)を削った穴の底に塗り、グラスアイオノマーセメント(フッ素がジワジワ滲みでて、触れている歯質を強化してくれる…らしい)で仮封をします。

これで、痛みが出なければ2ヶ月後に再度削ります。その時は、神経に壁ができている(はず)なので、虫歯を完全に除去しても神経が露出しない(はず)のです。

(はず)が多いのは、神経がどの程度踏ん張って内側に壁を作ってくれるかというのが、いまいちハッキリしないからです。

一度で虫歯を全部削り、神経まで穴が開いたら神経を取る!という方がよっぽど簡単(かつ、儲かる)なのですが、神経を取ってしまうと痛みが出ない代わりに、歯の寿命が半分程度に減ってしまうと言われています。

なるべく削らない、どーしても削らなければならない場合は、神経をなるべく取らないように、アレコレやっております。

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患者様の歯を大切になるべく削らないように治療致します。

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