知覚過敏って、一体何だろう？(院長 長崎)
知覚過敏って、一体何だろう？
みんな、冷たいアイスを食べた時や、熱いスープを飲んだ時に、歯がしみるような経験ないかな？ もしかしたら、それって「知覚過敏」っていう症状かもしれないんだ。 今日は、知覚過敏について、そして、それをフッ素でどうやって和らげるのか、一緒に見ていこう！
知覚過敏ってどんな感じ？
歯の表面は、硬いエナメル質っていうもので覆われているんだけど、その下には、象牙質っていう少し柔らかい部分があるんだ。 象牙質の中には、細い管がたくさん通っていて、その管を通って刺激が神経に伝わると、歯がしみるように感じるんだ。
例えば、冷たいものが歯に触れると、象牙質の中の液体が冷えて収縮する。 すると、管の中の神経が刺激されて、「冷たい！」って感じるんだね。
なんで知覚過敏になっちゃうの？
歯のエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がって象牙質が露出すると、冷たいものや熱いもの、甘いもの、酸っぱいものがしみやすくなるんだ。 これは、象牙質がむき出しになって、刺激が直接神経に伝わりやすくなっちゃうからなんだ。
フッ素って、歯の強い味方なんだ！
フッ素って聞いたことあるかな？ これは、歯磨き粉に入っていたり、歯医者さんで塗ってもらったりするもので、歯を強くしてくれるんだ。
フッ素は、歯の表面のエナメル質を強くするだけじゃなくて、象牙質の表面にも膜を作ってくれるんだ。 この膜のおかげで、刺激が神経に伝わりにくくなって、知覚過敏の症状が和らぐんだね。
フッ素で知覚過敏を和らげるには？
フッ素入り歯磨き粉を使う
毎日、フッ素入り歯磨き粉を使って、丁寧に歯を磨こうね。 歯磨き粉をつけた後、しばらく口の中に含んでおくのも効果的だよ。
歯医者さんでフッ素を塗ってもらう
歯医者さんでは、濃度の高いフッ素を塗ってくれるよ。 定期的に塗ってもらうことで、知覚過敏の予防にもなるんだ。
フッ素洗口液を使う
フッ素洗口液は、歯磨き後に口をゆすぐことで、フッ素を歯全体に行き渡らせることができるんだ。 歯医者さんに相談して、自分に合った洗口液を選んでもらおうね。
知覚過敏かな？と思ったら
もし、冷たいものや熱いものがしみたり、歯がしみるような感じがしたら、早めに歯医者さんに相談しようね。 知覚過敏以外にも、虫歯や歯周病が原因で歯がしみることもあるから、先生に診てもらうことが大切だよ。
まとめ
知覚過敏は、歯がしみるつらい症状だけど、フッ素を上手に使うことで和らげることができるんだ。 毎日の歯磨きや、歯医者さんでのフッ素塗布を続けて、健康な歯を保とうね！
そして、もし知覚過敏かな？と思ったら、一人で悩まずに、歯医者さんに相談しようね。 先生が、みんなが笑顔で過ごせるように、お手伝いしてくれるよ！