歯をなるべく削らないための進行抑制+規格写真
歯をなるべく削らないための進行抑制+規格写真
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
歯をなるべく削らないための進行抑制+規格写真の話です。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯のなりかけ、あるいは虫歯であっても大きな穴が開いておらず、痛み等の症状がなく、デジタルレントゲン写真で象牙質の1/2以上に進行していなければ、原則としてすぐには削らず、進行抑制と定期健診のみを行っています。
なぜすぐに削らないのか?
虫歯は、プラークコントロールや患者さん個々の「なりやすさ」や、生活習慣の積み重ねによって発生し、進行します。
つまり、上記の事柄を改善すれば、(治りはしないまでも)進行がゆっくりになったり、ストップすることが多いのです。
その為に、虫歯のなりかけがあったり、リスクがある患者さんには唾液検査、染め出しを行い、御自身の虫歯の「なりやすさ」を自覚してもらい、可能な範囲でフッ化物洗口、フロス、歯間ブラシ等のセルフケア、定期検診、フッ化物塗布等を行っています。
また、定期検診時に欠かせないのは、規格化された口腔内写真を撮影し、その都度患者さんにも見て頂くことです。
お口の中の現状や、過去からの変化を確認することで、セルフケアの「やる気」が違ってきます。