フッ化物による虫歯の進行抑制の例(40代女性)(2015-0907)
フッ化物による虫歯の進行抑制の例(40代女性)(2015-0907)
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
フッ化物による虫歯の進行抑制の例(40代女性)(2015-0907)
歯と歯の間、歯の表面にできた虫歯のなりかけに対して、セルフケア(フッ化物洗口+フロス)とプロフェッショナルケア(フッ化物塗布+パウダーメンテナンス)により半年間の進行抑制を行った例です。
以前は「早期発見早期治療」が正しいと考え、小さい虫歯でも見つけ次第すぐ削って詰めていましたが、諸々の論文やクリニカル・カリオロジーという虫歯の成り立ちや進行についての本を読み、考えが変わりました。
まず、フッ化物やセルフケア、プロフェッショナルケアにより進行抑制を試み、進行がストップあるいはすごーく遅くなればそれでよし。不幸にも進行が続いたら、その時点で削るという方針を取っています。