ワコ歯科では、歯のお掃除は(ほとんどの場合)痛くありません(2015-1106)
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
ワコ歯科では、歯のお掃除は(ほとんどの場合)痛くありません。(2015-1106)
画像は、患者さんに説明する時に使用するチラシです。
※ワコ歯科では、歯周病の管理、定期的なメンテナンス、歯のお掃除に関しては以下の様な考えで行っていますが、歯周病の治療、リスク管理、セルフケアには様々な考え方がありますので、ワコ歯科の方法が「絶対の正解」というわけではありません。最新の歯周病学でも、未だに議論されている部分もあります。ご不明の点があれば、ご指摘頂ければ、分かる範囲でお応えします。
従来、歯石は歯周病の原因とされ、(多少)痛くても、全部取ったほうが良いとされてきました。
最新の歯周病学では
・歯周病の原因は、歯肉縁上と縁下のプラーク(細菌)による。
・歯石は、プラークが蓄積した結果であるので、歯石除去よりもプラークコントロールが重要。
・歯肉縁上(歯肉より上)のプラークは、患者さん自身で除去。歯科医院では患者さん個々のリスクに応じて指導を受ける。歯ブラシだけではプラークコントロールは不可能。
・歯肉縁下(歯肉より下)のプラークは、歯科医院で除去。
・歯石除去は、プラークコントロールが十分なされてから取っても遅くない。
とされています。
上記の理由により、ワコ歯科では歯周病のコントロールは①セルフケア指導 ②プロフェッショナルケアによるプラーク除去 ③歯肉の炎症が収まった後、歯石除去(ガリガリ)の順で行っています。プラークコントロールが良好で、歯肉の炎症がみられなければ、歯石が(多少であれば)ついていても、取らないこともあります。
歯周病のコントロールは、プラークコントロール(セルフケア、プロフェッショナルケアの両方)が、歯石除去(ガリガリ)よりも重要なのです。