フッ化物応用その他による、虫歯の進行抑制の例(40代男性)(2015-1128)
フッ化物応用その他による、虫歯の進行抑制の例(40代男性)(2015-1128)
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
フッ化物応用その他による、虫歯の進行抑制の例(40代男性)(2015-1128)です。
虫歯は、フッ化物(フッ素)の適切な使用とプラークコントロールにより、進行を抑制することが可能です。
この患者さんにはあちこち虫歯があるのですが、ご本人が「なるべく削りたくない」と希望され、また唾液検査、染め出し等による虫歯リスクの測定により、フッ化物洗口、フロス、歯間ブラシによるセルフケアやフッ化物塗布、歯科医院でのお掃除によるプロフェッショナルケアによる進行抑制が可能と判断し、初診から7か月、虫歯の進行抑制を継続しています。
かつては虫歯は一度なると治らないとされ「早期発見、早期治療」がよしとされてきました。
現在では、フッ化物応用やプラークコントロールにより、条件が揃えば進行抑制が可能ということがわかっています。
ワコ歯科では、虫歯をいきなり削ることはせず、唾液検査、染め出し等によりリスクを測定し、進行抑制が可能であれば、なるべく削らないようにしています。