富士山 須走ルート 日帰りレポート 登山(2015-0802)
富士山 須走ルート 日帰りレポート 登山(2015-0802)
富士山に登らぬ馬鹿
二度登る馬鹿←イマココ…
1週間前に吉田ルートから富士山に登ったのですが、山頂がガスで展望がなかったため、再度登ってきました。
須走口登山口(0600)~山頂浅間大社(1140)~剣が峰(1310)~須走口登山口(1630)
ルート総計14.5キロ。
2週連続で富士登山。
樹林帯を抜け、砂礫地に入ると、山頂がくっきりと見えます。
今日はいい天気になりそうです。
ふもとは薄い雲に覆われています。
本六合目を過ぎ、瀬戸館前で小休止。
鈴が一杯お供え?してあります。
新7合目、太陽館。自然エネルギーと豚汁について熱く語っています。
「山をトレーニングの場として考えず、楽しんでください」とのこと。
確かにそうですね。景色を楽しみながら少しペースを落として歩くことにします。
まあ、3000mを超すと、薄い空気によりペースを落とすしかないのですが…
山中湖がうっすらと見えます。
本7合目、見晴館。
吉田ルートと違い、へばり切って座り込んでいる人や、ゲロを吐いている人、泣きながら登っている子供をほとんど見ません。
富士山の登山者の6~7割は吉田ルートと聞きます。
おそらく、吉田ルート以外を選ぶ登山者は、ある程度「山をやっている」人達で、そう簡単にへばったりしないのでしょう。
遭難者慰霊碑です。手を合わせて冥福と、今後の登山の無事を祈ります。
本八合目で吉田ルートと合流したあたりの写真です。雲が足元に見えて良い眺めです。
九合目近辺、山小屋跡です。
吉田口ゴールの浅間大社に到着!
先週に続いてラーメン。インスタントですが、美味い!
お鉢回り。火口をのぞき込みます。絶景。
足元に雲海が広がります。
少々疲れましたが、この景色が見たかったのです。
2週連続で富士登山に出掛けるというアホなことをしましたが、来てよかったです。
富士登山のシーズンは7月~9月上旬という短い期間なのです。
剣が峰手前、馬の背。急傾斜を登ります。
剣が峰到着!2度目ですが、いいものです。
剣が峰から、火口底が見えました。
後で調べたら、火口底に降りる人もいるとか…(公的には禁止されているようです)
うーん、なんかバチがあたりそうな…
メモリがついた装置がありました。
2点間の距離を測っているのでしょうか?
湧き水?が凍っています。地図上では、金明水とありました。
登った後は、降りなければいけません。景色を堪能しつつ下山します。
須走ルートの名物、砂走りです。
皆、砂煙を上げながら駆け下りていきます。
砂礫まじりの砂がクッションとなり、スピードも出て実に爽快です。
時にくるぶしまで砂に埋まります。
この時はゲイターを持っていなかったので、テーピングでタイツと登山靴の隙間を巻きました。
樹林帯では、ふもとの方向に木が傾いていました。風のせいでしょうか?
御殿場駅へのバスは、シートがすべてカバーで覆われています。登山者が持ち込む砂礫対策でしょう。
下山後、山中で飲んだペットボトルがベコベコにつぶれていました。気圧の差ですね。
☆
二度目の富士山は天候に恵まれ、実に良い景色が見れました。
登山愛好家の中には、富士山は「景色が変わらず単調」「山頂が見えているのになかなか着かない苦行」と、いまひとつ人気がないようですが、私はとても楽しめました。
また富士山に行こうと思います。