10年間虫歯の進行が止まっている例 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 066号2016/02/25
10年間虫歯の進行が止まっている例 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 066号2016/02/25
10年間虫歯の進行が止まっている例 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 066号2016/02/25
適切なフッ化物の使用、フロス等によるプラークコントロールを行えば、虫歯は進行が止まることもあります。
歯と歯の間に虫歯があったものの、フッ化物の適切な使用とプラークコントロールの継続で、10年間進行を抑制した例。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックは「虫歯は早期発見早期治療!一度虫歯になると治らない!」という考えはしていません。
確かに、ある程度進行した虫歯が「元のつんつるてん、真っ白な歯」に戻ることはありませんが、フッ化物洗口による再石灰化の促進、虫歯菌の活動抑制、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシによるプラークコントロール+歯科医院でのフッ化物塗布、プロフェッショナルケアにより、進行をゆっくりにしたり、止めることは十分可能です。
進行抑制をうまく行う手段として
・口腔内写真(12枚法)、デンタルレントゲン写真(10枚法)によるお口の中の状態の記録。
・唾液検査による虫歯菌の確認。
・染め出しによるプラーク(バイキン)の多くついている部分の確認。
・フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシによるプラークコントロール指導。
・フッ化物洗口による歯質の強化、虫歯菌の活動抑制、再石灰化の促進。
・歯科医院でのフッ化物塗布、プロフェッショナルケア。
があり、リスクや患者さんの受け入れられる範囲でそれらのことを継続的に実行して頂きます。
すぐ削っても、上記の事柄を患者さんが理解することなく、セルフケアや生活習慣が同じなら、すぐまた虫歯になるからです。