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神経の治療でラバーダムを使わないのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 076号2016/03/04
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神経の治療でラバーダムを使わないのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 076号2016/03/04

神経の治療でラバーダムを使わないのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 076号2016/03/04

スライド76

 

~なのは日本だけ!と煽ると、皆さん読んでくれますので…

ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、神経の治療時には原則としてラバーダムを使っています。

が!何故に日本で神経の治療時に(ほとんど)ラバーダムが使われていないのかを、歯科医師の立場から弁明させて頂きます。

※説明に誤りや不十分な点がありましたら、ご指摘頂けると幸いです。

欧米では神経の治療際、必ずラバーダムを使っている…とは聞くのですが、本当なんでしょうか?

この手の「欧米では~」という情報は、確かなソースがない場合が多いので…

ワコ歯科で、神経の治療時にラバーダムを使っている実際の写真。ラバーダムは保険適応ではないのですが、特に費用は頂いていません。

ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、神経の治療時は(原則として)ラバーダムを使っています。

保険の範囲内の費用しか頂いていません。

日本では、神経の治療時にラバーダムを使っている歯科医師は3%くらいと言われています。

一方、欧米では神経の治療時には必ずラバーダムを使う、らしいです。

予後(治療後のトラブルの有無)も、ラバーを使った方が成績が良い、らしいです。

(ただ、この手の「欧米では~が常識。~しないのは日本だけ」という不安を煽るような情報は、明確なソースがない場合が多いので、ホントかなあと少しばかり疑っています。

「神経の治療時に、ラバーダムの有無で予後が変わるかどうか」を追跡調査した論文や書籍は、かなり少ないです。

「使わないよりは使った方がいい」ようですが「使わなきゃ絶対ダメ」とも言い切れないようです。
煮え切らない言い方ですが

「神経の治療は不確実。やれるだけのこと(ラバーダム)をやって、ダメなら諦めもつく」

から使ってます)

日本でラバーダムがあまり使われていないのは、保険適応ではなく、手間に見合った報酬がないことが理由です。

欧米では日本と保険のルール等が違うので単純に比べることはできませんが、アメリカでは根の治療が10~30万円くらいの費用がかかるので、そりゃあ手間も時間もかけられますよ…

(日本は5000円くらいです。)。

それを「日本の神経の処置は云々…」とか言われましても…(愚痴)。

そりゃあ、ラバーダムをやった方がいいのは正論ですが、タダ働きを現場の先生に強いるというのはちょっと酷なのでは…

事業や商売をやっている方ならご理解頂けると思いますが「サービスの提供には、コストに見合った報酬が必要」なのです…

では、根の治療のみ応分の自費負担をして頂くという方法もありますが、実際に使う道具や手間暇に見合った価格を設定するとなると、かなり高額になりますので、多くの患者さんには心情的にご理解頂けないでしょう。

また、根の治療を自費で行い、その他の治療を保険で行うような場合「混合診療の禁止」という保険のルール上、アレコレとややこしい事になるので、ハードルが高いのです。

私がそれでも根の治療の時に(費用負担なしで。これなら保険のルール上OK!タダ働きと言えばそうですが)ラバーダムを使うのは

「それだけ手間暇かけて神経の治療をすれば、予後は確実によくなる(はず)。治療した歯が痛むとか、諸々が再発する可能性が(ラバーダムを使っていない先生よりも)低くなっていれば、予防歯科と名乗っても恥ずかしくない。10年かけてデータを集めよう。」

「ラバーダムを使って根の治療をすることは、他院に対する差別化になる。治療後のメンテナンスでも通ってくれるかもしれない」

という下心があるからです…

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