行こう!歯科検診ステッカー 歯科検診は何の為に行うのか?早期発見・早期治療…ではありません! 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 092号2016/0407
行こう!歯科検診ステッカー 歯科検診は何の為に行うのか?早期発見・早期治療…ではありません! 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 092号2016/0407
予防歯科の歯科検診は
「現在のお口の中の状況をチェック」
「セルフケアの指導」
「歯のお掃除」
「可能な限り削らず、抜かず、虫歯、歯周病の進行抑制」
が目的です。
昔の歯科検診
初期や小さい虫歯でも容赦なく削る!
行く度に削る!抜く!痛い!
予防歯科の歯科検診
(なるべく)削らず、(なるべく)抜かない
虫歯、歯周病のチェック+進行抑制+セルフケア指導+プロフェッショナルケア
業者さんから「行こう!歯科検診」のステッカーを頂きました。歯科検診に定期的に行くことで、お口の中を良好な状態に保ちましょうという啓発活動の一環です。
ただ、多くの方は
「行った方が良いのはわかってるんだけど、歯医者さんに行くと、気づいてもいなかった虫歯や悪いところを指摘されて、削られたり、抜かれたり、ガリガリされたりするからね…」
という理由から、足が向きにくくなっているのが実情です。
確かに昔の歯科検診は「早期発見、早期治療」をスローガン(?)として、患者さんが気づいても、困ってもいないごく小さな虫歯を削ることもありました。
現在では、虫歯は状況によっては進行抑制が可能な事が徐々にわかってきたことと、歯周病もやたらガリガリやらなくてもコントロールできる、こともあることがわかってきています。
簡単に言うと
昔の歯科検診:削る、抜く歯を探すためのもの。
現在の予防歯科の歯科検診:お口の中の現状を把握し、虫歯、歯周病をどのようにコントロールすればいいかを患者さんに指導し、定期的にチェックすることで進行抑制がうまくいっていればそれでよし。どーしても進行した場合にのみ処置をする。
というように、変化しています。
「検診に行くと、虫歯を『見つけられて』『削られる』」
のは、過去の時代の話です。