フロス、歯間ブラシ、フッ化物洗口の指導が歯科医院の利益になる理由 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 078号2016/03/08
フロス、歯間ブラシ、フッ化物洗口の指導が歯科医院の利益になる理由 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 078号2016/03/08
患者さんから「セルフケア指導やフッ化物で虫歯が減ったら、先生は儲からなくなって困るんじゃないの?」
という質問がありましたので… ちゃんと儲かる計算があるのでやっております… 理想だけでは生きていけませんので…
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯を削る前にフロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシ、フッ化物洗口の必要性と指導を行っています。
指導を受けてからではないと、削ったり抜いたりという治療は行っていません。
その真意は?
風が吹けば桶屋が儲かる
≒患者さんにフロス、歯間ブラシ、フッ化物洗口の指導をすると歯科医院が儲かる?
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯を削る前にすべての患者さんにフロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシ、フッ化物洗口等のセルフケアを指導しています。
患者さんから
「そんなに虫歯予防を頑張ると、虫歯がなくなっちゃって先生は儲からなくなるんじゃないの?」
という質問を時々受けますので
「セルフケアの指導を行うことが、歯科医院の利益になる理由」
を解説します。
フロス、歯間ブラシの指導をする
→患者さんが、毎日フロスや歯間ブラシを使う
→患者さん自身が自分のお口の状態がフロスや歯間ブラシを毎日使うことでよくわかるようになる
→お口の中に対する興味が高まる
→セルフケアだけではどーしても行き届かない部分があることがわかってくる
→歯科医院でのチェックや、歯のお掃除を定期的に受けなければ!というやる気が出る
→定期的に患者さんが来院する
→歯科医院が儲かる。
不幸にも虫歯になってしまっても、
患者さん自身で(歯科医院で見つかる前に)気が付く
→歯科医院に診てもらいに来院する
→小さいうちであれば、進行抑制が可能なので、削らないこともある
→ますますセルフケア、定期検診に熱心になる
→歯科医院が儲かる。
フッ化物洗口に関しても、
フッ化物洗口をすることで、虫歯の進行抑制が可能という指導を受ける
→毎日フッ化物洗口を行う
→実際に虫歯のなりかけの進行が止まったり、ゆっくりになることで効果を実感する
→フッ化物がなくなる
→フッ化物洗口をやめると虫歯が進行しそうで気になるので、入手を試みる
→フッ化物洗口用の粉を扱っている歯科医院はすごく少ない
→入手のためにワコ歯科に再度来院する
→ついでに、お口の状態のチェックやお掃除をうけていく
→来院患者が増えて歯科医院が儲かる。
…という理屈です。風が吹けば桶屋が儲かる理論と名付けました。
まあ、実際にはそんな単純にはいかないのでしょうが、そのような狙いでセルフケアを指導しています。