お子さんの歯が何本あるか、ご存知ですか?歯科医院は、お子さんの歯の事や家庭でできる虫歯予防法を勉強する場です 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 100号2016/04/17
お子さんの歯が何本あるか、ご存知ですか?歯科医院は、お子さんの歯の事や家庭でできる虫歯予防法を勉強する場です 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 100号2016/04/17
「歯医者さんに定期的に行けば大丈夫」
「これさえやっとけば大丈夫」
それは、正しいとは言えません。
お子さんのお口の中の状態をまず知り、可能な範囲でセルフケア+プロフェッショナルケアを組み合わせて実行することが重要です。
口腔内写真(5枚法)の撮影
・プラーク(細菌)の染め出し
・歯ブラシ(だけ)では、歯と歯の間、歯の溝のプラークを取ることは不可能な事の確認。
・フロス、フッ化物洗口、シーラントの必要性を学ぶ。
唾液検査で虫歯菌の確認。
96%の日本人が行っていないデンタルフロスの指導。
ソニッケアー(音波歯ブラシ)で歯と歯肉の境目のプラークコントロール指導。
あの『くまモン』も勧めている(本当)フッ化物洗口による虫歯予防の指導。
「くまモン フッ素うがい」で検索を。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯予防の目的でお子さんの歯科検診をお勧めしていますが
「歯科医院に通って、お掃除をしてもらいさえすれば、フッ素を塗ってもらいさえすれば、虫歯予防ができる」
とは考えていません。
たまーに歯科医院で歯のお掃除をしたとしても、フッ素を塗ったとしても、家庭でのセルフケアが良くなければ、意味がないからです。
3カ月(100日)に1度歯科医院でお掃除+フッ素塗布をしたとして、残りの99日のセルフケアがダメダメなら、本当に虫歯予防が可能だと思いますか?
毎日のフッ化物洗口、デンタルフロスによる歯と歯の間の清掃、ソニッケアーによる歯と歯肉の境目の溝の中の清掃等、方法は様々ですが、そのお子さん(あるいは、保護者の方)が、精神的、肉体的、経済的に受け入れ可能なセルフケアを続けて頂くことが重要です。
ただ、それぞれのお子さんのお口の状態や、虫歯のリスクにより、重点を置くべき事柄は異なってきます。
虫歯があった場合でも、状況によっては削らずに進行抑制のみが可能な場合があります。
その際、規格化された口腔内写真を撮影、保存しておくことで
「進行しているのか、止まっているのか」
が把握できます。
規格化された口腔内写真無しに、進行抑制は不可能だ、と思います。