フッ化物(フッ素)が虫歯予防に有効な科学的理由3つ 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 105号2016/04/17
フッ化物(フッ素)が虫歯予防に有効な科学的理由3つ 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 105号2016/04/17
フッ化物(フッ素)が虫歯予防に有効な科学的理由3つ 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 105号2016/04/17
虫歯予防にとても有効なフッ化物(フッ素)の理解と普及が、これ程遅れているのは世界で日本だけ!
(日本だけ~と書くと、皆さん読んでくれます)
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯のリスクが高い人には、様々な形でのフッ化物応用による虫歯予防を勧めています。
フッ化物が虫歯予防に有効な理由は
①歯が酸に溶けにくくなる:Ca10(Pc4)6(OH)2:ハイドロキシアパタイトがフッ素イオンの取り込みによりCa10(Pc4)6F2:フルオロアパタイトに変化することによるもの。
②再石灰化の促進:歯の表面から溶け出したP(リン)やCa(カルシウム)が再び歯に取り込まれる(再石灰化)を後押しすること。
ごく初期の虫歯なら治ったり、虫歯の進行がゆっくりになったり、止まるのはこの働きのため。
③虫歯菌が酸を作る働きを抑える:フッ化物は、Sterptococcus mutans(虫歯菌)が酸を作る能力を阻害する。
というものです。
フッ化物は毒!ユダヤの陰謀!と主張される方々もいますが、通常ではありえない量と頻度でフッ化物を使用した場合に発言した毒性を、過剰に騒ぎ立てているものが殆どです。
「量と頻度を無視した、やみくもに危険性を煽る情報」
に惑わされないようにお願いします。
適切な量と頻度を守れば、フッ化物は安全かつ虫歯予防にとても有効です。