砂糖を(それほど)摂っていないのに虫歯が多いのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 031号2016/01/12
砂糖を(それほど)摂っていないのに虫歯が多いのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 031号2016/01/12
砂糖を(それほど)摂っていないのに虫歯が多いのは日本だけ?川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 031号2016/01/12
日本だけ~と煽ると、皆さん読んでくれます。
日本人は、砂糖の消費は少ないのに虫歯が多い。
砂糖の消費量と虫歯の本数は、必ずしも一致していない。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは「砂糖は虫歯の原因の一つではあるが、決定的な要因ではない。」とお話ししています。
理由は、上記のグラフを見るとわかるように「砂糖の摂取量と、虫歯の本数は必ずしも一致していないから」です。
一概に「これだ!」という原因を挙げるのは難しいのですが、砂糖を多く摂っているのに虫歯の少ない国に共通することは
・フロリデーション(水道水へのフッ化物添加)、フッ化物入り歯磨き粉、フッ化物塗布、フッ化物洗口等、フッ化物の適切な使用。
・歯科医院への定期的な通院と、セルフケアの指導。
・フロス等、歯ブラシ以外の補助的な清掃機具の指導と、継続した使用。
にあるようです。
砂糖を摂っても虫歯とは関係ないんだ!ヒャッハー!ジュース飲むぜ!ケーキ食うぜ!と短絡的に考えてもらっても困るのですが「ほどほど」に摂り、フッ化物の適切な使用とセルフケア、プロフェッショナルケアによるプラークコントロールを行えば、虫歯を予防できることは間違いないようです。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯予防には砂糖接種の制限は(よっぽど悪い状態でなければ)行わず、その人のリスクに合わせたセルフケア、フッ化物の適切な使用と、歯科医院における定期的なプロフェッショナルケアをお勧めしています。