歯間ブラシで、歯肉縁下のプラークコントロール 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 072号2016/02/27
歯間ブラシで、歯肉縁下のプラークコントロール 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 072号2016/02/27
歯肉縁下(歯と歯肉の境目、歯周ポケットの内側の部分)のプラークコントロールが、虫歯、歯周病の予防に重要です。
歯肉縁下は通常目に見えない部分です。
歯肉縁下のセルフケアを歯間ブラシで適切に行うことで、虫歯、歯周病のリスクを下げることができます。
歯間ブラシを歯肉縁下まで入れて、より効果的なセルフケアを。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、歯間ブラシによる『歯肉縁下のプラークコントロール』をオススメしています。
やり方は簡単。
・歯間ブラシを歯に沿わせて、歯肉縁下(歯周ポケットの中)まで入れる。
だけです。難しければ
・歯間ブラシで歯肉をマッサージ。(痛くない範囲で)
するイメージでやって頂ければ、おおむねできます。
なぜ歯肉縁下(歯周ポケット内)を強調するかというと
・歯肉縁下(歯周ポケット内)は意識しなければプラークを除去しにくい。
・歯肉縁下は空気があまりなく、空気を嫌うといわれる歯周病関連プラークが繁殖しやすい。
為です。ただし、痛みがある場合は無理をしないようにしてください。あくまでも、痛みのない範囲で構いません。
歯肉縁下に歯間ブラシを通して痛みがある場合は、殆どの場合
「プラークがたまっていることにより、歯肉が炎症を起こしている」
のです。
痛みのない範囲で歯間ブラシによる歯肉縁下のセルフケアを繰り返すことにより、歯肉縁下の炎症は収まってきます。
実際には、セルフケアのみで歯肉縁下(歯周ポケット)内部のプラークを完全に綺麗にすることは難しいので
「できる範囲内で、セルフケアによる歯肉縁下のプラークコントロールを行い、リスクに応じて定期的に歯科医院でプロフェッショナルプラークコントロールを行う。」
のがよい、とワコ歯科・矯正歯科クリニックでは考えています。
歯肉縁下のセルフケアのランクとしては
「フロス>歯間ブラシ>ソニッケア>>>>超えられない壁>歯ブラシ」
です。