歯間ブラシの使用によ腫れ、出血のあった歯肉が健康的に引き締まった例(20代男性 21カ月経過症例) 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 138号2016/05/13
歯間ブラシの使用によ腫れ、出血のあった歯肉が健康的に引き締まった例(20代男性 21カ月経過症例) 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 138号2016/05/13
歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)をお掃除するのは、歯ブラシではすごーく難しいです。
フロスor歯間ブラシor音波歯ブラシをその人の状態に合わせて使うことで、歯ブラシ単独よりもはるかに簡単に歯間乳頭部のプラークを除去できます。
問題無いように見えるが、少し触れると出血する。
プラーク(細菌)によって歯周病が進行し、腫れた歯肉。
セルフケアは歯ブラシのみ。
歯肉が引き締まったのがわかる。
触っても出血することのない、引き締まった歯肉になった。
セルフケアでフロス、歯間ブラシを使うようくりかえし指導。
歯間ブラシ、フロスによるセルフケアを指導。ほぼ毎日歯間ブラシを使うようになった結果、腫れていた歯肉が引き締まり、歯肉からの出血も減少、歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)も浅くなり、歯周病がコントロールされている。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、歯周病について
「歯周病のコントロール(歯と、口腔内細菌(プラーク)がある限り「治る」事はなく、進行を食い止めるのが精々と考えているので、治るという言葉はあまり使わないようにしています)は、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシ等の「歯ブラシでは届かない部分をお掃除できる道具」による、継続的なセルフケアが必要」
「どーしてもセルフケアで届かない部分のチェック+プロフェッショナルケアの為に、その人のリスク・状態に応じた間隔での定期検診+お掃除も必要」
とお話ししています。
この方の歯肉が引きしまり、歯周病がコントロールされているのは、患者さん自身のセルフケアの賜物です。
私はちょびっとアドバイスと、患者さん自身で届かない部分の補助をしただけです。