最新の根面(歯の根)処置に対する考え方 デンタルハイジーン2016年05月号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 140号2016/05/16
最新の根面(歯の根)処置に対する考え方 デンタルハイジーン2016年05月号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 140号2016/05/16
最新の根面(歯の根)処置に対する考え方 デンタルハイジーン2016年05月号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 140号2016/05/16
昔:歯石は徹底的に除去!細菌の染み込んだセメント質(根の表面を覆っている)も徹底的に取り、ツルツルテカテカの根面にすべし!
今:歯石は取った方がいいけど、セメント質まで徹底的に取るのはやりすぎでは?
セルフケア、プロフェッショナルケアにより、歯肉縁下(歯肉の溝の中)のプラークを可能な範囲内で除去すれば、歯周病は(だいたいは)おさまるよ。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、歯周病のコントロール(完全に治ることはないので、このような言い方をします)については
「歯の根をガリガリと歯石やセメント質を除去し、ツルツルテカテカになるまで(痛みがあろうと)徹底的にやる!」
という考えはしていません。
「歯石は(痛くない範囲で)なるべく取る」
「根面セメント質まで除去してをツルツルにするよりも、セルフケア、それを補うプロフェッショナルケアで歯肉縁下のプラーク(細菌)がなるべく少ない状態を保てば、十分歯周病はコントロールできる」
と考えているからです。