虫歯予防にフッ化物は世界の常識?デンタリズム2016年春号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 131号2016/0509
虫歯予防にフッ化物は世界の常識?デンタリズム2016年春号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 131号2016/0509
虫歯予防にフッ化物は世界の常識?デンタリズム2016年春号より 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 131号2016/0509
「世界では~は常識。知らないのは日本人だけ!」的な煽り文句を出すと、皆さん読んでくれますので…
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯予防に積極的にフッ化物をお勧めしています。
家庭:フッ化物洗口(フッ素うがい)、フッ素入り歯磨き粉
歯科医院:フッ化物塗布
を、リスクに応じて行うことが、最も効率の良い虫歯予防だと考えています。
フロス、歯間ブラシ、電動歯ブラシによるプラークコントロールもある程度の虫歯予防効果はありますが、虫歯のリスクの高い歯の溝、歯と歯の間には歯ブラシの毛先は届かないし、フロス、歯間ブラシ、電動歯ブラシを使ったとしても、完璧にプラーク(細菌)を除去することは難しいからです。
最も効果のあるフッ化物の利用方法は、フロリデーション(フッ素を水道水に入れること)であり、実際にアメリカでは70%の水道水にフッ化物が入っており、香港やシンガポールでは100%です。
日本では、一部団体や政治的な理由で難しいようですが…
熊本、新潟などは保育園~小学校でフッ化物洗口による虫歯予防を取り入れ、高い効果を上げています。