なぜワコ歯科では歯ブラシ指導を(ほとんど)行わず、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを勧めるのか? 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 020号2015/12/18
なぜワコ歯科では歯ブラシ指導を(ほとんど)行わず、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを勧めるのか? 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 020号2015/12/18
同じ結果が出るのならば、患者さんにとってなるべく簡単な方法を。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、歯ブラシ指導は(ほとんど)行わず、プラークコントロールの方法として、デンタルフロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシをお勧めしています。
写真の患者さんには一切の歯ブラシ指導は行っていませんが、劇的にプラークコントロールが向上しています。
フロス、歯間ブラシの使い方ビデオを見て頂き、とにかくフロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを使う事だけお話しし、3か月に一度染め出しした写真をお渡ししているだけです。
理由はいくつかありますが
1.患者さんは「虫歯、歯周病にならない為に歯科医院に来ている。歯ブラシの方法を教わる為に来ているわけではない」ので、歯と歯の間、歯と歯肉の境目等の「歯ブラシだけではプラークを取るのが超難しい部分」を、わざわざ歯ブラシだけで行わせる意味はない。
フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを下手でもとにかく使って貰えば、手っ取り早く結果が出る。
2.鏡を見ながら歯ブラシ指導をしても、歯の形態や磨き方の専門教育を受けていない患者さんが、限られた来院時間内で理解することはすごく難しい。
染め出しの結果を印刷してお渡しすることで、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシをどのように使えば良いのかイメージしやすくなる。
歯磨き指導を否定するわけではありませんが、ワコ歯科では上記の方法で(大体は)良い結果が出ていますし、患者さんにも(概ね)好評です。
大事なことは歯ブラシの修行ではなく、プラークの継続的な除去という結果です。