フロリデーション(フッ化物を水道に添加し、虫歯を予防する方法)をやらないのは日本だけ? 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 152号2016/04/24
フロリデーション(フッ化物を水道に添加し、虫歯を予防する方法)をやらないのは日本だけ? 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 152号2016/04/24
フロリデーション(フッ化物を水道に添加し、虫歯を予防する方法)をやらないのは日本だけ? 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 152号2016/04/24
~は日本だけ!と煽ると、皆さん読んでくれます。
香港、シンガボールでは100%。アメリカでも、62%の水道水がフロリデーションされています。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでお勧めしているフッ化物洗口液、ミラノール。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、虫歯予防にはフッ化物を使うことが非常に重要です、とお話ししています。
プラーク(細菌)が産生する酸により、虫歯は起こりますが、フロス、歯間ブラシ、音波ハブラシ等の道具を使っても、歯の溝や歯と歯のくっついている部分(コンタクト)、詰め物と歯の境目のプラークを完全に取り除くことは、ものすごーく難しいからです。
海外では、水道水にフッ化物を添加するフロリデーションを行っている国が多く、高い効果を上げています。
勿論「フロリデーションさえすれば、虫歯を完璧に予防できる」わけではありませんが、やらないよりはやった方がいいでしょう。
実際、80才時の残り歯の本数は、フロリデーションを行っていない日本が9本に対し、62%の水道水をフロリデーションしているアメリカでは、16本歯が残存しています。
虫歯予防には様々な要因が絡むので、フロリデーションだけが原因ではありませんが、うまくいっている国のやり方は見習ってもいいのではないでしょうか。
日本では、法律上フロリデーションが難しいので、代わりにフッ化物洗口液を使って、虫歯のリスクを減らしましょう、とウチの患者さんにはミラノールをお勧めしています。