詰め物、かぶせ物と歯の境目に段差や、黒っぽいものが透けて見える場合、必ずやり直す必要はあるのか?フッ化物により進行抑制を行った例 60代女性19か月経過症例 10041 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 155号2016/03/12
詰め物、かぶせ物と歯の境目に段差や、黒っぽいものが透けて見える場合、必ずやり直す必要はあるのか?フッ化物により進行抑制を行った例 60代女性19か月経過症例 10041 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 155号2016/03/12
詰め物、かぶせ物と歯の境目に段差や、黒っぽいものが透けて見える場合、必ずやり直す必要はあるのか?フッ化物により進行抑制を行った例 60代女性19か月経過症例 10041 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 155号2016/03/12
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、段差、黒っぽいものが透けている「だけ」で、やり直すことはしていません。
まず状況を調べたのち、可能であればフッ化物による進行抑制を試み、口腔内写真+デンタルレントゲンによる経過観察を行っています。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、詰め物・かぶせものと歯の境目に段差、あるいは黒っぽいものが透けて見えたとしても、すぐに削ることはありません。
レントゲン写真で、中が虫歯になっていないか確認し、痛み等の症状がなければ、フッ化物洗口(セルフケア)やフッ化物塗布(プロフェッショナルケア)により、進行抑制を試みます。
※場合によっては、段差を磨いて平らにすることもあります。
口腔内写真(12枚法)、デンタルレントゲン(10枚法)をリスクや状況に応じて定期的に撮影し、変化がない、あるいは非常にゆっくりであれば、進行抑制がうまくいっているものとして、削りません。
進行が確認できたり、痛み等の症状が出た場合は、削ります。
すべての患者さんで進行抑制がうまくいくわけではありませんが
「1ミリの段差や、わずかな黒っぽいものも許すまじ!」
と治療することが悪いわけではないですが、私はまずは進行抑制を試みるのが好きです。