フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシの使用により、腫れていた歯肉が引き締まった例(30代女性 14カ月経過症例) 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 090号2016/04/07
フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシの使用により、腫れていた歯肉が引き締まった例(30代女性 14カ月経過症例) 川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科 予防歯科通信 090号2016/04/07
歯ブラシ(だけ)では、完璧なプラークコントロールはすごーく難しいです。
歯と歯の間、歯と歯肉の境目のプラークコントロールを行うには、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを患者さんが可能な範囲で使用して頂くことが、歯ブラシ(だけ)を職人芸的に使いこなすより現実的だ、と思います。
腫れていた歯肉が引き締まっている。
消失していたスティップリング(健康な歯肉の表面にあらわれる細かい凹み)がはっきりと表れている=プラークコントロールが良好にできており、歯肉が良い状態を保っている
フロス、歯間ブラシによって歯と歯肉の境目のプラークを患者さんが可能な範囲で除去する事が重要。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、歯周病のコントロール=セルフケアによるプラークコントロールと認識しています。
歯科医院に定期的に通って頂くのは、セルフケアが適切かどうかのチェックと、どーしてもセルフケアで行き届かない部分をプロフェッショナルケアで補うためと、患者さんにお話ししています。
写真は、当初プラークコントロールが悪く、歯肉が腫れていた部分が、フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを使うことでプラークコントロールが良好になり、腫れていた歯肉が引き締まり、良好な歯肉で現れるとされるスティップリングが見られるようになった30代女性の例です。
当院では、歯ブラシ指導は(ほとんど)やっていません。
下手でもいいからフロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシを使って頂く方が「手っ取り早く効果がでる」からです。歯ブラシ指導で完璧を目指すのはそのあとでも…