誤嚥性肺炎と歯周病(衛生士 安藤)
誤嚥性肺炎と歯周病(衛生士 安藤)
JR南武線平間駅から徒歩30秒のワコ歯科・矯正歯科クリニックの、歯科衛生士の安藤です。
今回は、誤嚥性肺炎についてご紹介します。
最近では、高齢者の肺炎の7割がこれに該当すると言われる誤嚥性肺炎。
実は、この誤嚥性肺炎と歯周病は、とても深い関わりがある事をご存知でしょうか?
歯周病が進行している状態で食べ物を食べ、それを誤嚥してしまうと、口の中の歯周病菌までもが一緒に肺に入ってしまいます。
その歯周病菌が肺の中で悪さをすることで、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうそうなのです。
健康な人が誤嚥をしてしまったとしても、直ぐに誤嚥性肺炎になることはそうありません。
誤嚥性肺炎の原因となるポイントは、大きく分けて3つあります。
①免疫力が低下している
②日常的に誤嚥がある
③口の中が汚れている
高齢になるにつれ、これらの条件に当てはまりやすくなっていきます。
しかし、日頃から口の中を清潔にしておくことによって、たとえ誤嚥をしてしまったとしても、肺炎に至るリスクをぐっと抑えられるのです。
皆さんも、お口を清潔に保ち、最期まで健やかな生活が送れるようにしましょう!
(参考:週刊新潮)