フロスビフォーアフター(院長 長崎)平間 歯科医院 歯医者 フロス フッ素
JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
フロスビフォーアフター。
フロスの指導前(上)とフロス指導後(下)の歯肉の状態です。 赤く腫れていた歯肉が、ピンク色に引き締まっているのがわかります。私は何もしていません。患者さんに(フロスを使ってください)と指導しただけです。患者さん自身が歯肉を改善したのです。
上は初診時の写真なので、実際にフロスを指導したのは3月15日です。2週間余りでここまで歯肉の状態が改善したのです。 よく歯科医院のサイトで(歯科医院で歯のお掃除をして歯周病を治しましょう)ということが書いていますが、今回私はたいしてお掃除していません。
患者さんにフロス指導をしなくても、多分歯科医院でのお掃除だけでも歯肉の状態を改善させることは可能でしょう。ただその為に何回通院し、患者さんにいくらお金を頂かなければならないでしょうか? 同じ結果が出るなら、セルフサービスで安い方を選択する人も多いのでは?
また、赤く腫れていた歯肉の炎症が改善し、引き締まる事で歯と歯肉の境目にある虫歯、虫歯のなりかけもはっきり見えてきました。 フロスと並行してフッ化物洗口、高濃度フッ化物配合歯磨剤の使用も指導しています。このまま3ヶ月削らずに再石灰化を図ります。
虫歯、そして虫歯のなりかけは家庭でのフッ化物洗口、高濃度フッ化物配合歯磨剤、歯科医院でのフッ素塗布により最低3ヶ月再石灰化にトライします。カチカチになれば削りませんし、残念ながら進行した場合のみ削って詰めることもあります。
なぜ虫歯をすぐ削らないか?
お口の中の環境、そしてセルフケアの習慣が変わらなければ、削って詰めても同じ理由で必ず虫歯になるからです。
すぐ削って詰めて、セルフケア指導を行わずに再度虫歯になってくれた方が儲かりますが、それは医療とは言わんですよね…