虫歯が深い場合、なるべく神経を取らないですむ(かもしれない)方法 (50代女性 2014-0909)
虫歯が深い場合、なるべく神経を取らないですむ(かもしれない)方法 (50代女性 2014-0909)
南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
虫歯が深い場合、なるべく神経を取らないですむ(かもしれない)方法 (50代女性 2014-0909)の例です。
青丸の部分が、虫歯です。
見た目とレントゲンですごく虫歯が深く、いっぺんに除去すると露髄(歯の神経に到達する穴があくこと)しそうだったので、暫間的間接覆髄法という方法を取りました。
暫間的間接覆髄法とは?
1.虫歯を全部取ると神経まで到達しそうな時、ある程度まで虫歯を取った後、神経の中に壁を造ることを促すお薬を虫歯の部分に塗り、仮封をします。
2.3ヶ月くらいほっておき、神経の中に壁ができるのを待つ。
3.再度虫歯を取る。神経の中に(うまくいけば)壁ができているので、虫歯を全部除去しても(うまくいけば)神経が露出しない。
というものです。
3ヶ月位待たなければならないことと、途中で痛みが出るリスクがあることが欠点ですが、なるべく神経を取りたくないのでこーゆうことをやっています。