コロナ関連を含む診療方針(院長 長崎)
JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
コロナ関連を含む診療方針+患者さんにお話していることについて。
2020年4月6日時点の、ワコ歯科・矯正歯科クリニックの診療方針です。
>診療方針
1.痛みのある患者さんについての治療は受け入れています。
ただし、状況を鑑みて、応急処置のみの対応になることもあります。
2.痛みの無い患者さんに対する歯の治療(欠けた、取れた等)については、緊急性の高さを考慮した上で、仮の詰め物等の対応になることもあります。
院内感染対策としては、日本ヘルスケア歯科学会のガイドラインに沿って対応しています。
http://healthcare.gr.jp/?p=11938
3.痛みのない患者さんで、歯科健診、歯科健診に伴う歯のお掃除に関しては、原則として5月以降にズラして頂くようお願いしています。
今後のコロナ流行の状況によって、変更するかもしれません。
>患者さんにお話していること
1.コロナ対策
厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/index.html
のサイト等から、信頼性の高い情報を入手してください。
SNS等で数多くの疑わしい情報や、あきらかなデマが多く出回っています。
デマに惑わされぬよう、シェアをしてデマに加担されぬようお願いします。
2.虫歯、歯周病のリスクコントロール。
>虫歯のリスクコントロール
最もエビデンスの高い虫歯予防は、フッ素を適切に使用することです。
高濃度フッ化物配合歯磨剤を2センチ(大人の場合)使い、歯磨き後はペットボトルのキャップ1杯程度の水で軽くうがい。お口の中にフッ素が残るように。
1日に1回、フッ素うがい液でうがい。
フッ素の量、フッ素うがいのやり方については、画像を参照してください。
>歯周病のリスクコントロール
歯ブラシだけでは6割のプラークしか落とせません。
フロス、歯間ブラシを適切に使用してください。
具体的な使い方については、画像を参照してください。
歯科医院での歯のお掃除に関しては、私はそれ程重要とは思っていません。
歯科医院で歯のお掃除を受けたとしても、セルフケアが悪ければすぐ汚れるからです。
「見落としを防ぐため」「爽快感により、セルフケアのやる気を引き出すため」が目的だと考えています。
※個人の見解です。他の先生方の意見にケチを付けるものではありません。
☆
平時であれば、リスクに応じて定期的に歯科健診を受けて頂き、プロの目によるチェックとその人のリスクに合わせたセルフケア、生活習慣の指導を行っています。
しかし、今日の「不要不急の外出を避ける」という要請を踏まえると、歯科医院でセルフケア、生活習慣の指導を受けるために外出することが適切だとは思えません。
可能な範囲で家庭で
>高濃度フッ化物配合歯磨剤
>フッ素うがい
>フロス
>歯間ブラシ
を使って頂き、虫歯と歯周病のリスクをコントロールしてください。
今虫歯、歯周病で痛くなると、かなり困ったことになりますので…
フッ素も、フロスも、ソレだけで虫歯、歯周病を完全に防ぐわけではありませんが、リスクを下げることはできます。
その上で痛みや困り事、また不安な点がありましたら、まずお電話かnagasaki@wakodental.comまでメールを頂けると助かります。