鼻呼吸についての本を読んで( 衛生士 土屋 )平間 歯科予防
JR 南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック衛生士の土屋です。
今まで鼻呼吸、口呼吸に対して意識してきた方いますか?
鼻呼吸が良くて、口呼吸が良くないって教えてくれた人いますか?
鼻呼吸の仕組みから、鼻呼吸の大切さと口呼吸がなんでダメなのか。。。が読むと分かります。
鼻腔では線毛による異物排除システムがありますが、口呼吸だと気管から肺胞までの下気道は通常無菌状態とされているので細菌性肺炎になる可能性があります。
換気も鼻呼吸の方が優秀で口呼吸よりも450ml多くなる。
呼吸の際は酸素より二酸化炭素が移動しやすいので口呼吸では血中二酸化炭素が減ってしまう、すると脳の血流が反射で低下する。過呼吸で意識消失などを起こすのは急激に二酸化炭素が減少した結果なのだそうです。
鼻で吸って口で吐くのはどうなのか?これは口で吐いた時の呼吸は温かく湿っていますよね、鼻呼吸よりも体内の水分量と温度を多く排出してしまうので身体にとって良くないそうです。
などなど、鼻呼吸の方が身体にとって良い事がたくさんあります。
歯科の分野では口呼吸だと唾液の量が少なくなることで口の中が乾き、歯が汚れやすく、虫歯や歯周病になりやすくなるし、歯並びや口元の筋肉にも関係してきます。のどの乾燥により、アレルギー疾患も心配になります。
大人になってからも無意識、無自覚に口呼吸になっている方も多くいらっしゃいます。
普段から口呼吸の人、寝てる時に口呼吸になっちゃう人、マスクの中で口呼吸しちゃってたり。
自然に鼻呼吸になっていれば良いけれど、親御さん自身鼻呼吸、口呼吸を意識して子供の成長段階で確認出来ていると、もしお子さんが口呼吸だったら早くから対処できて苦労せずに済むと思うと良いですね。
何事も早い段階での対応が大事です。少しでも気になる事があったらご相談くださいね♪( ´θ`)