かぶせもののやり直しについて(70代女性 2014-1023)
かぶせもののやり直しについて(70代女性 2014-1023)
南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
かぶせもののやり直しについて(70代女性 2014-1023)です。
ほとんどの歯がかぶせものになっています。
かぶせものをしてから何年も経過し、その間に歯周病が進行したことと、年令によるもので歯肉がやせ、かぶせものと歯肉の間にスキマができています。
本来、かぶせものは歯肉に合わせてスキマがないように作るのですが、歯肉が下がってしまうとこのようにスキマが出来る場合があります。
また、歯によってはスキマの部分が大きくくぼみ、段差になっています。これは、歯ぎしり等によって歯が揺さぶられ、たわんだ部分が欠けたものです。
理想的には、歯とかぶせものの間にスキマや段差があれば、かぶせものを壊して新しいかぶせものに交換したほうが良いのですが、スキマや段差が虫歯になっておらず、かつ歯肉の炎症等のトラブルもなければ、患者さんご自身で歯間ブラシ、フロス、ハブラシ等でプラーク(バイキン)をキレイに落とすこと、フッ化物洗口液で虫歯を予防すること、定期的に歯科医院でチェックやお掃除を受けることを条件に、そのままにすることもあります。